「衣替え」
20度前後くらいの日が多くなったら衣替えの時期です。衣替えの日は、晴れの日が数日続いたときがオススメです。雨の日は衣類が湿気を含むので、通気性の悪い収納に長い間入れると、嫌な臭いやカビの原因になりますので避けてください。晴れた日に洗いしっかり乾かしてしまいましょう。
「しまい洗い」
いつもより丁寧に襟元、脇、袖口やシミなどをチェックしましょう。皮脂や油性のシミや汚れには、ドライクリーニングはとても有効です。メイクを落とすのにクレンジングを使うのと同じ原理で油には油、ドライクリーニングは特殊な溶剤で洗うので油性の汚れは水洗いより落ちます。ご自分でシミを食器洗剤やクレンジングで処理し、輪ジミや広がったと当店へ持ち込まれることが多いですが、余計落ちなくなったり色抜けしたりするのでご注意ください。クリーニング店へお任せする場合は、何もせず早めにお持ちください。



「衣替えは衣類の整理整頓のタイミングです。」
ご家庭洗いとクリーニングに分けてしまい洗いをしましょう。
クリーニング店は、ドライクリーニング以外にいろいろな洗い方をしています。水洗い、手洗い、高温洗い、静止洗いと、プロの目で見極めて一番よい洗い方を選択しています。エリや袖口など、直接皮膚に付く場所はかなり皮脂が蓄積していますので、しまう時はクリーニングで黄ばみを防ぎ長持ちさせることもよいと思います。
「これから着る服」「しまう服」「通年で着る服」「もう着ない服(手放す服)」の4つに分類し整理整頓しましょう。


衣替えは、「面倒くさい」「いつも後回しにしてしまう」「やり方や手順が分からない」など心理的な理由を挙げる人が多く、とくにひとり暮らしの場合その割合は45.0%にのぼり、同居世帯の40.0%より高くなっています。
また、「クローゼットや収納スペースが一杯で整理する余裕がない」「部屋が狭くて衣替え用の服をしまう場所がない」「衣類の枚数が多くて整理する気になれない」といった物理的な理由も、衣替えをためらう大きな要因です。ひとり暮らし世帯では、この割合が37.5%と、同居世帯の20.0%の約1.9倍にのぼります。



ダウンはクリーニングがお勧め
ご家庭で洗えるダウンはありますが、皮脂油や汚れを落とし、ふっくらフワフワにするのが意外に手間が掛かるんです。(羽根が固まっていると暖かさが半減します。)


シームレスダウン圧着部分の剥がれ(剥離)と寿命
原因:圧着加工に使用されているポリウレタン樹脂が、空気中の水分(湿度)、熱、紫外線などによって徐々に分解・劣化する加水分解という現象を起こすためです。
時期:製品が製造されてから(購入・着用開始からではない)約3年〜数年程度で劣化が始まり、圧着部分が剥がれてくる可能性が高いと言われています。
影響:剥がれが生じると、保温性が低下したり、見た目が悪くなったりします。剥がれた部分を元に戻す修理は非常に難しいことが多いです。
シームレスダウン古着・中古品購入時のリスク
既に寿命が近い可能性:製造から時間が経過している古着の場合、着用頻度にかかわらず既にポリウレタン樹脂の寿命が尽きかけている可能性があり、すぐに剥がれが生じるリスクが高いです。
シミの情報を伝える
クリーニング店はシミの種類によって対処法を変えます。情報をできる限り正確に伝えましょう。
シミ抜きは通常のクリーニングとは別に、追加料金(オプション料金)がかかることが一般的で、期間も長くなります。見積もりをいたしますのでお申し付けください。






制服ばんくネットワーク https://www.cocoato.jp/seifuku






