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アイロンをかけると、とても綺麗に見える

シワのない衣類は、見た目も清潔で、気分もシャキッとします。

綿製品などにアイロンを掛けるととても綺麗に見えるのは、実は「二つ」の要素があります。

①シワ伸ばし

②毛羽を寝かせて艶を出す

またアイロン掛けには、見た目を美しくするだけでなく、様々な良い点があります。

  • 見た目の向上: シワが伸びることで、衣類がすっきりと見え、清潔感が増します。ゆかたも同様で、パリッとした仕上がりは着姿を美しく見せてくれます。
  • 着心地の向上: シワがなくなることで、肌触りが滑らかになり、着心地が良くなります。特にゆかたのような一枚ものの衣類は、アイロンをかけることで肌にまとわりつく感じが軽減されることがあります。
  • 型崩れ防止: アイロンの熱と圧力によって繊維が整えられ、衣類の型崩れを防ぐ効果があります。
  • 防虫効果: 高温でアイロンをかけることで、虫やカビの繁殖を抑える効果が期待できます。保管前にアイロンをかけておくのは理にかなっています。

クリーニング店は、綿の表面の細かい毛羽をアイロンのコテを当てて押さえ毛羽を寝かせ艶を出します。

ホテルのシーツやテーブルクロスに艶があるのは洗って乾かすのではなく、洗ってコテを当てて毛羽を寝かせながら乾かすのです。これを業界では「ぬれ掛け」といいますが、クリーニングに出されるワイシャツもぬれた状態でアイロンがけ(プレス)をして乾かします。

ここでは、シャツやワイシャツのアイロン掛けの基本的な手順と、ちょっとしたコツをご紹介します。

準備

  • アイロン
  • アイロン台
  • 霧吹き(あれば)
  • スチーム機能(アイロンに備わっている場合)

手順

  1. アイロン台にシャツを平らに置く
  2. アイロンの温度を生地に合った設定にする
  3. 細かい部分からアイロンをかける
    • 袖口
  4. 広い部分をかける
    • 背中
    • 前身頃
  5. スチーム機能を使う
    • 頑固なシワがある場合は、スチーム機能を使って湿らせてからアイロンを掛けると、シワが伸びやすくなります。
  6. アイロン掛けが終わったら、シャツをハンガーにかけて冷ます

コツ

  • アイロンを掛ける前に、シャツに霧吹きで水をかけると、シワが伸びやすくなります。
  • アイロンは、ゆっくりと滑らせるように動かします。
  • 生地を強く引っ張りながらアイロンを掛けると、シワが寄ったり部分伸びがありますので注意しましょう。
  • ボタンやファスナーには、アイロンを掛けないようにしましょう。
  • 色柄物のシャツは、裏側からアイロンを掛けるようにしましょう。

シャツの生地別アイロン温度

  • 綿:150~170℃
  • 麻:130~150℃
  • ポリエステル:120~140℃
  • 絹:100~120℃
  • ウール:100~120℃

アイロン台

アイロン台は、高さ調節ができるものを選ぶと便利です。また、滑りにくい素材の台を選ぶと、シャツが滑りにくくなります。

アイロン

アイロンは、スチーム機能付きのものを選ぶと便利です。スチーム機能を使うと、シワが伸びやすく、仕上がりも綺麗になります。

まとめ

シャツのアイロン掛けは、慣れれば簡単です。上記の手順とコツを参考に、ぜひ挑戦してみてください。


家庭アイロンで濡れた状態からアイロンがけしてみました。

アイロン掛けはこのようにシャツに艶が出ます。髪のアイロンで艶がでるのも同じしくみです。焦げなど温度には気をつけてくださいね。

洗濯・アイロンは汚れを落とし、見た目を綺麗にすることですが、理想は衣類の購入時の状態に近づけ、長く綺麗に着ることです。

みなさんも、ちょっと時間ができたら、シャツ類をアイロン掛けをしてみてはいかがでしょうか?

普段、アイロン掛けしない人は、意外にも一つのことに没頭できて、熱中し気持ちが落ち着きますよ。

面倒なアイロン掛けのみもお受けしていますのでご活用ください。

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